千年の歴史を持つ備前焼

備前焼いろいろ

備前焼の周辺にはどのようなものがあるのでしょうか。

備前焼とは

備前焼は、現在の岡山県備前市周辺を産地とする陶器です。中でも盛んな備前市伊部地区にちなみ「伊部焼(いんべやき)」ともいわれます。釉薬を一切使わず「酸化焔焼成」による赤茶褐色が特徴です。またその色合いは「窯変」によって自然に生み出されるものであり同じものはありません。伊部地区で煉瓦造りの四角い煙突が多く見られますが、これらは備前焼の窯のものです。

人間国宝

備前焼は5人の人間国宝を出しています。「金重陶陽」備前市伊部に生まれ、江戸末から続いた長い低迷時代に桃山調への回帰を唱えて光りをもたらしました。「藤原啓」備前市生まれ、金重の桃山調に対し鎌倉・室町期の古備前を好み、おおらかでやさしい「啓備前」という作風を作りました。「山本陶秀」備前市伊部生まれ、茶陶に独自の境地を開き、ろくろ技術の最高峰を極めました。「藤原雄」穂浪で藤原啓の長男として生まれ、特に壷にその魅力を発揮しました。「伊勢崎淳」 備前市伊部生まれ、伝統的な技法を踏まえ現代的感覚を取り入れた作品が特徴です。

岡山県指定重要無形文化財

選出された年と氏名です。昭和29年、石井不老(いしいふろう)、伊勢崎陽山(いせざきようざん)、大饗仁堂(おおあえじんどう)、藤田 龍峰(ふじたりゅうほう)、藤原楽山(ふじわららくざん)、三村陶景(みむらとうけい)、昭和48年、藤原健(ふじわらけん)浦上善次(うらがみぜんじ)、昭和55年、各見政峯(かくみせいほう)、昭和58年、金重素山(かねしげそざん)、平成2年、金重道明(かねしげみちあき)、平成8年、松井與之(まついともゆき)、森陶岳(もりとうがく)、山本雄一(やまもとゆういち)。平成10年、物伊勢崎満(いせざきみつる)。

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